多分、すべての人が、自分の将来に対して不安を持っておられると思います。
ただ、その不安と言うのは漠然としていて、実際どうなるのか分からないのが本当のところだと思います。
将来の不安と言えば、これはもうほぼ100%お金の不安だと思います。老後は大丈夫なのだろうか?子供を最後まで育てあげることができるのだろうか?などのお金の悩みは尽きません。
一生涯、お金に困らないようにするにはどうすれば良いか?と人生設計のシュミレーションの仕方の1つとして「生涯家計簿」の作成をお伝えします。
生涯家計簿を使って人生のシュミレーションをしてみる
私が作っている「生涯家計簿」をご覧ください。ズラーっと数字が並んでいます。この表は、私の一生涯のお金の出入りを全部書き出したものです。いわばお金の設計図です。
表はExcelで作っています。難しい操作は全くありません。必要な数字を書き込んでいて、足し算引き算をしているだけです。
この表の最後まで金額がプラスであれば、一生涯お金が無くなることはありません。
もし途中でマイナスになったら、自分は生きているけれども、お金は無くなるということを意味しています。
そして「生涯家計簿」の最大の目的は、一生涯お金がマイナスにならないようにするためには、支出をどれくらいにすればいいかを決める事です。
次に表の見方ですが、
表の縦の行:
自分や妻の年齢です。47から始まっているのは今の年齢です。81は私の生涯。それから数字が変わって86までが妻の生涯です。
日本人の平均寿命を使っています。プラス5歳多めにしておくというのも良い考え方だと思います。
表の横の列:
収入と支出です。私の例を書きます。
まずは収入の分です。
- 給料(月給、賞与、年末調整、大入袋)と年金
- 子供手当て(15歳まで12万円、18歳まで6万、22歳まで5万)
- ふるさと納税のお礼の品相当額(8.6万円寄付して30%の還元率)
- 会社の財形の奨励金(積立額に2%の奨励)
- 貯蓄や退職金や保険の返金等の一時金
出来るだけ正確な金額をつかむことが重要です。
次に支出の分です。
- 生活費(食費、光熱費、通信費、お出かけ、小遣い、ガソリン代)
- レジャー費(プレゼント、旅行、帰省代、遊園地、スマホ積立)
- 車経費(自動車税、任意保険、車検積立、タイヤ積立、オイル代)
- 子供の教育費(大学まで、車、結婚資金)
- 生命保険の掛金
- 車の購入費( 10年に1度)
支出金額の決め方
収入は、ある程度固定の金額で増やすのは困難です。支出はその収入を上回ることは出来ません。また老後のための貯金も入れて、貯金額+支出額=収入額となります。
そして、その支出額に合わせた人生設計を確立するというのが「生涯家計簿」の真骨頂です。
例えば、収入が400万円で、老後のために250万円貯金をしなければいけないとします。残りは150万円になりますから、150万円以内でどうやったら生活出来るのかを考えるのです。
もちろん、様々な節約によってお金を浮かすことが出来ますので、そうなればより豊かな生活が送れるようになります。
ただし、一生涯の金額をシュミレーションするわけですから、はっきり言って最初は適当になります。しかし後からいろんな情報や知識が増えてきますから、修正を加えるごとに厳密になっていきます。
詳しい作成の仕方は、私の投稿「人生設計のシュミレーションの詳しい書き方「収入編」」「人生設計のシュミレーションの詳しい書き方「支出編」」をご参照ください。
なぜ私は生涯家計簿を作ったか
私は、なぜ生涯家計簿を書くようになったかと言いますと、単純に老後が心配だったからです。
私の妻は、私よりも11歳若いために私よりも随分と長生きをします。私の人生は日本人の平均寿命からすると81歳で終わりますが、女性の場合は平均寿命86歳あります。
しかも私よりも11歳若い妻は、私が死んでからも17年間長生きをするわけです。
そんなことを想像していたら、本当にお金は足りるのか?妻は死ぬまでお金に困ることなくやっていけるのだろうか?それよりも、普段の生活は問題なく過ごせるのか?と思いました。
将来が不安不安だと言うけれども、どれぐらい不安なのか?どうすれば安全になるのか?ということを考えるだけではだめだと思いました。
自分の人生設計を、しっかりとシュミレーションしておく事が必要だと思ったのです。
生涯家計簿は変化し続ける
「生涯家計簿」は、一度作ったらそれで終わりではありません。自分を取り巻く状況が変化したら生涯家計簿も変化します。
中長期的な収入が変わったり、どうしても必要な支出が加わったりした場合には、当然「生涯家計簿」も大きな変更になります。
また、こんな事を言う人がいます。「収入の枠内で生活をするというやり方は、人生の生き方として間違ってる。それよりも、いかに収入を伸ばすか、いかに開けた人生を歩むかということを考えたほうが良い」と。
しかし「生涯家計簿」は、開けた人生を否定するものではありません。
もし、収入が増えれば支出も増やす増やせばいいですし、支出を自分の人生設計のための自己啓発に使うという計画を立てて良いわけです。
「生涯家計簿」の重要な目的は、自分の一生涯でお金がマイナスにならないように計画を立てるという事です。
収入が増えれば、それに合わせた豊かな計画に変更すれば良いだけの話です。
壮大なセーフティーネット(お金が無くならない)を、自分自身で構築する。それが「生涯家計簿」なのです。
変更については、私の投稿「人生設計のシュミレーションは定期的な更新が必要です」をご参照ください。
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