「節約をする」ということになると「ガマン」というイメージが一般的だと思います。

ダイエットにしても運動にしても、同じことが言えると思いますが「ガマン」や「辛い」というのは長続きしないですね。

節約を長続きさせるコツは、「辛い」や「ガマン」ではなく、動機は「やばい」で、原動力は「楽しい」が大切だと思っています。私は、「やばい」と「楽しい」で節約が長続きしています。

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現実を目の当たりにして「やばい」と思い節約を開始

私が「やばい」と思ったのは、長年付けていた家計簿を、「生涯家計簿」に発展させた時でした。自分が年老いた時に、生活するお金が全く無くなってしまう事に気づいたのです。

それまで私は、普通の生活を送っていて、決して贅沢などしていないと思っていたのですが、そんな平凡だと思っていた生活でも、将来に待ち受けているものは破産という2文字だったのです。

それを目の当たりにした時、非常に「やばい」と思いました。それから私は頑張りました。自分の生活の中で、贅沢なものと思われるものや、不要と思われるものは、たくさんたくさん削ってきました。

そして、更にどんどん節約をしようと思ったのです。しかし、大変不思議な現象が起こりました。

以前の生活と比べて、やりたいこともしないし、外出したいのに外出しない、遊びたいのに遊ばない、と一生懸命頑張っていました。

そして、1年ぐらい経った時に貯金通帳を見直してみると、結局、全くと言っていいほどお金が増えていなかったのです。

このことは私を愕然とさせました。一生懸命頑張っているのに全くお金が増えてない。こんなことでは、将来、破産が待ち受けている。なんで私は、お金が貯まらないのだろうかと大変不安になりました。

節約を長続きさせるためには「楽しさ」が必要

自分の将来が「やばい」ということに気づいて、節約をする出発点にはなりましたが、「やばい」という気持ちだけでは、面倒くさくてしっかりとした節約を継続できていませんでした。何かが足りないと思いました。

そして私は考えました。私だけが考えるのではなくて、妻と一緒にいろんなことを考えてみたのです。幸い家計簿は付け続けていましたので、一度見直してみました。

そうしたら、毎月使うお金は確かに少なくなっていましたが、所々で突然の無駄使いがあったり、高額な買い物が目立っていたり、旅行代金が随分高いように思えたのです。

どうも節約で我慢するあまり、他で爆発している様でした。我慢が出来ずに発散していたのだと思います。

一冊の本に出会い大きな節約を知った

そんな時に、私は1冊の本に出会いました。ユーザ車検という本です。この本に書かれている内容は、自分で自分の車を車検に出せば、大きな節約に繋がるという事が書かれていました。

例えば私の場合ですと、ユーザ車検に行き、自分の車を合格させることができれば、なんと7~8万円位の車検料が節約できるかもしれない、ということが分かったのです。

もともと私は、車を整備したりすることが好きでしたので、何時間もかけて本を読み、インターネットでいろんなことを調べました。YouTubeを見て勉強したり、本当に、時間を忘れて何とか自分で車検を通そうと頑張りました。(参照「ユーザー車検に挑戦しよう」

ガマンの節約をするとお金を捨てている時がある

しかし、逆の事もありました。USJに行ったときのことです。私達は、節約のためにUSJの中では食事をしないで(私は年間パスポートを持っていますので)、食事は、外に出て手持ちのお弁当を食べたり、近くの安いお店に入って、食べるように頑張りました。

しかし、何回か繰り返しているうちに、ちょっと我慢が出来なくなってきました。

簡単に言えば面白くないのです。せっかく楽しい場所に来ているのに、10分も20分も歩いて、安い店に行ってご飯を食べて、そうしてまた10分20分かけて帰って来て遊ぶ。お金のことばっかり考えている。そんな繰り返しが嫌になったのです。

ここに挙げたのは2つの例だけですが、他にもいろいろ節約を試していくうちに、自分にとって「楽しい節約」と、何でそこまでして、辛い人生を送らなければいけないのだろうと思う「しょんぼりしてしまう節約」があることが分かってきました。結局、

大きなことから小さな事まで、自分にとって「合う節約」と「合わない節約」がある事が分かったのです。

「簡単な節約」や「自動的な節約」は世の中にあふれている

楽しい節約をするうえで、もう一つ大切なことがあります。それは、あまり努力しなくても簡単に節約できる事がたくさんあります。世の中には大して努力せずに節約できたり、勝手に儲かったりすることがゴロゴロあるのです。

例えば、旅行に行くときには、ピーチ航空などの格安航空会社(LCC)を利用するのです。行先や飛行時間は変わりません。関西空港から沖縄まで行くのに2時間。この時間は高い航空会社でも安い航空会社でも変わりません。

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クレジットカードのポイントもそうです。私はVISAのANAマイレージカードを利用していますが、最初、手続きに多少手間取りますが、後は勝手にポイントが貯まり航空券が無料で手に入ります(手数料等で、完全無料ではありません)。結果的に数万円の節約をしたのと同じです。(参照「クレジットカードの有効な活用」

このように、我慢したり頑張ったりしなくても、世の中には得することが沢山あります。そのような事を数多く探して、やっていけば、どんどん節約になっていくわけですから楽しい限りです。

あえて贅沢を残しておく

もう一つ、私が節約で大切だと思っているのは、「あえて贅沢を残しておく」というやり方です。これはどういう事かと言うと、例えば、私は旅行が大好きなのですが1万2万では出来ません。

家族で海外旅行ともなれば、15万20万円くらい必要になります。節約となれば、旅行は真っ先に削る事を思いつきますが、あえて残しておきます。それはなぜかと言いますと、3つの理由があります。

1つ目は、生活に楽しみを残しておくという事。節約節約で大変だけれど、楽しい旅行の為に普段は頑張るんだ、という気持ちが持てるのです。

2つ目は、1つ目と似ていますが、旅行に必要なお金の為に、他の節約の方法を一生懸命考えるという事です。どうにかして旅行に行きたいので、色々節約を考えて、更なる貯金増額を狙っていきます。

将来の変化のクッションとしての贅沢

そして3つ目ですが、将来起こるかもしれない大不況や、大赤字に備えているのです。どういう事かと言いますと、私は、「生涯家計簿」を作成していますが、現在の計画では、その生涯家計簿の計画通りにお金を使っていけば、一生お金は無くならないはずなのです。

しかし、将来なんてどうなるか分かりません。突然ボーナスが無くなったり、入院や事故で多額の出費が必要な事もありますし、リストラなんかという最悪のシナリオもあるかもしれません。

そんな、いざという時には、例えば私の場合、旅行を止めれば15万20万円のお金が手元に残るわけです。そういう浮いたお金を常に持っておいて、いざという時に使うのです。

これには更に重要な事があって、2つ目の理由で書きましたが、その他の節約は、頑張って見つけ出して実行するわけですから、節約のノウハウを色々獲得出来ているわけです。

もし、リストラなどをされてから、その瞬間から節約をしなければいけないと焦っても、直ぐにはたくさんの節約は出来ません。調べたり、自分の技術として身に付けるためには時間がかかります。

普段の生活で少し余裕のある人は、贅沢をする予算は残しておいて、別の所で、ギュッと節約を頑張るという、節約の濃い薄いを作っておくことをお勧めします。

節約はガマンではなく「楽しんで」ください

節約は「ガマン」では長続きしません。節約は「楽しんで」ほしいと思います。徐々に板について来ると、難しい事や大変な事にもチャレンジ出来るようになると思います。

そうして色々な節約が出来て、あなたが「生涯家計簿」を修正したときに、最後まで黒字になっていれば、それ以上は無理して節約をしなくていいわけですから、あとは、楽しく節約を継続していくだけで良いのです。

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